アルバイト 難易度☆
アクションの1つ、アルバイト。
お金を稼ぐことで、社会を少し知った気持ちになれます。
お金を貯めて、ゲーム開発機材の購入や、昨今高騰しているゲーム機を買うこともできるかもしれません。
確かに「稼いだ先」のことは色々考えやすいですが…ここはゲーム学校です。
大事なのは、貯めた先よりも、貯める前。そう、バイト先選びからすでに戦いは始まっています。
就活におけるバイト先選び
正直、私も当時から明確な戦略を持ってバイト先を選んでいたわけではありません。
ただ「コンビニバイトするよりは、将来活かせるバイトにしよう」とは思っていました。
(コンビニバイトをしている方を否定するつもりはありません)
実際に私が経験したのは…
- ゲームセンターでのアルバイト
- ゲーム買取ショップでのアルバイト
- 接客力を身につけるための飲食店バイト
色々な職場を経験しました。
そんな自分語りはさておき…
就職活動が進んだ先で「どうアピールにつなげるか」、ここを意識してアルバイトを活用してほしいのです。
これが結論です。
アルバイトを「実績」に変える
大学生なら特に実感していると思いますが、大手や有名企業に就職する人は、部活動の主将やサークルのリーダーを務めていたケースが多いです。
もちろん、そういう人は魅力的な場合が多いです。
その魅力が先天的なのか、リーダー経験で育まれたのかは分かりません。
しかし企業からすれば、その過程よりも「実績そのもの」と、そこから生まれたエピソードが評価の対象になります。
ただし、リーダー枠は限られています。全員が目指せる立場ではありません。
だからこそ、難易度☆のアルバイトを上手に使うのです。
重要なのは、
- 思考過程
- 魅力あるエピソード
- フック(聞き手の心を掴む要素)
私の場合、「ゲーム好きだからゲームセンターでバイト」というだけで筋は通りますし、
実際にメダルゲーム機や大型筐体の内部を触る機会があり、多くを学べました。
ポイントは「何をどうゲームクリエイターの文脈に繋げるか」を考えること。
正解・不正解はありませんが、理由付けに納得感を持たせられるかどうかがカギです。
「納得感」があるバイト選び
例えば、ユニクロやスターバックス。
一見ゲームとは無関係に思えますが、実はアルバイト採用の難易度は高く、教育も正社員並みに厳しいことで有名です。
こうした事実を知った上で、
「正社員並みの環境で働く経験をしてみたくて、事前評判から選びました」
と話せば、そこからエピソードに繋げられ、強い納得感を与えられます。
必ずしも「エンタメ系のアルバイト」である必要はありません。
コミュニケーション能力も鍛えられる
ゲームクリエイターは、思っている以上にコミュニケーション能力が求められる職業です。
これまでの章でも触れましたが、コミュニケーション力は就活や現場での強みになります。
特に大学生以外の方は、積極的に外の世界に触れ、自分の幅を広げる選択肢としてアルバイトを活用してほしいです。
事務作業のような閉じた環境より、接客やチーム作業のあるバイトを選ぶと効果的です。